ABSTRAKTE BILDER 1976–1981 by Gerhard Richter
ドイツ人画家、ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)の作品集。1982年1月から2月にドイツの「ビーレフェルト美術館(Kunsthalle Biefeld)」と同年4月から5月に「マンハイム市立美術館(Mannheimer Kunstverein)」で開催された展覧会に伴い刊行された。本書は、作者が1976年から1981年の間に制作した抽象絵画を纏めた1冊であり、のちに作者の抽象表現の活動を定義することになる、初期のスキージを用いた大判の作品群をそこから伺うことができる。本書には、多数のモノクロおよびカラー図版が収録されているほか、オランダ人批評家でありキュレーターのルディ・フックス(Rudi Fuchs)とドイツ人アーティストのヘリベルト・ヘーレ(Heribert Heere)によるエッセイ(英語/独語バイリンガル)も掲載されている。
EXHIBITION:
ゲルハルト・リヒター展
会期:2022年6月7日(火) - 10月2日(日)
休館日:月曜日 ※7月18日、9月19日は開館、7月19日(火)、9月20日(火)
時間:10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)
開催場所:東京国立近代美術館
詳細
※本展は終了いたしました
会期:2022年10月15日(土) - 2023年1月29日(日)
休館日:月曜日 ※2023年1月9日は開館、2022年12月28日 - 2023年1月4日は休館
時間:10:00-17:30
開催場所:豊田市美術館
詳細
※本展は終了いたしました
In this book’s extensive essay entitled, Amnesia and Anamnesis, eminent art historian Benjamin H. D. Buchloh explores both the historical and the modern art contexts which inform Richter’s Birkenau series of paintings.
In this work, Gerhard Richter refers to photographs taken by the Jewish ‘Sonderkommando’ at Birkenau Concentration Camp in 1944. These photographic documents provide the basis for the first layer of his painting, which is followed by further, reworking painting processes.
Through a suite of images in this book, the visual evolution of the Birkenau paintings is revealed – from the original archive photographs, to an increased phasing into abstraction.