MY BACKSIDE by Jonathan Monk
イギリス人アーティスト、ジョナサン・モンク(Jonathan Monk)の作品集。2020年2月から3月までパリのギャラリー「フローレンス・ローウィ(Florence Loewy)」で開催された展覧会に伴い刊行された。作者はウィットと皮肉に富んだ独創的かつ多様な方法で、コンセプチュアル・アートやミニマル・アートの名作を再現し、作り変え、再検討する。
「1987年に美術学校に通い始めた時からずっと、アプロプリエーションを作品制作に用いたり、研究対象としてきました。その時に(そして今でもそう思っていますが)、独創的であることは不可能に近いと悟り、既にあるものを自分の作品の素材として使うことを試みました」- ジョナサン・モンク(2009)
作者は、壁画、モノクローム絵画、刹那的な彫刻や写真を通して現代美術を考察し、コンセプチュアル・アートを代表するソル・ルウィット(Sol Lewitt)、エド・ルシェー(Ed Ruscha)、ブルース・ナウマン(Bruce Nauman)やローレンス・ウェイナー(Lawrence Weiner)にオマージュを捧げながら、制作プロセスを紐解いていく。本書は、本の裏表紙を撮影したモノクロ写真のシリーズで構成されている。各ページの裏面にキャプションが書かれており、透かすことによって読むことができる。
‘My Backside’ comprises a series of black-and-white photographs of the back covers of books by the Berlin-based artist Jonathan Monk. Playing with transparency, the image captions are mirrored and written on the reverse side of each page. This conceptual artist’s book with its cheeky title is published following the eponymous exhibition at Florence Loewy, Paris, in 2020.