MODERN TIMES TRANSANTLANTIC ENCOUNTERS IN THE 1920S
1920年代におけるヨーロッパ前衛芸術と「アメリカニズム」に焦点を当てた作品集。2025年4月から8月にかけて、ドイツの「Archiv der Avantgarden(アヴァンギャルド・アーカイヴ)」で開催した展覧会に伴い刊行された。
同館は、コレクターであるエジーディオ・マルゾーナ(Egidio Marzona)が1960年代後半より収集した、20世紀の「アヴァンギャルド芸術」にまつわる芸術作品、マニフェスト、エフェメラなどの記録が保管されており、本書は「ARCHIVE OF DREAMS. A SURREALIST IMPULSES」(2024年)に続く展覧会カタログである。
1920年代、アメリカ合衆国とヨーロッパのあいだで生じた大西洋横断的な出会いは、真に近代的であることの意味を再定義した。これらの接触は、「アメリカニズム」、ハリウッド、ジャズ、フォーディズム、テイラー主義、機械時代といった数多くの社会政治的・文化的現象を包含し、それらは相互作用の複雑なネットワークのなかで緊密に結びついていた。
本書は、ヨーロッパにおける未来派、ピュリスム、ダダ、ポエティスム、構成主義といったさまざまな「イズム」もまた、これらの現象と密接に連関しており、そうした相互関係が「狂騒の20年代」と呼ばれる時代を形づくったことを示す。
In the 1920s, transatlantic encounters between the USA and Europe redefined what it truly meant to be modern. These encounters encompassed numerous sociopolitical and cultural phenomena such as “Americanism,” Hollywood, jazz, Fordism, Taylorism, and the machine age, all intricately interwoven in a complex network of mutual influences. *Modern Times* shows that the European “-isms” — Futurism, Purism, Dada, Poetism, and Constructivism — were also closely interlinked with these phenomena, which shaped the decade of the “Roaring Twenties.”