OPUS 17A by Hanne Darboven [AUDIO CD]

ドイツ人アーティスト、ハンネ・ダルボーフェン（Hanne Darboven）のオーディオCD。1996年3月から6月にニューヨークの「ディア・チェルシー（Dia Chelsea）」で開催された展覧会に伴い製作された。本作は、作者が「Kulturgeschichte 1880–1983, 1980–83」を仕上げた直後に作曲したコントラバスのための作品であり、1984年に制作された1,008ページに及ぶ記念碑的作品「Wunschkonzert」の4部構成のうちの1つである。本作は、作者がいわゆる「数学的音楽（mathematical music）」と述べた、ある音符に数字を割り当て、それを楽譜に置き換えた数学的なシステムから作られた音楽を制作していた時期に作曲された。本作は、1996年5月1日に展覧会のオープニングで初めて発表され、演奏はアメリカ人作曲家のロバート・ブラック（Robert Black）が担当、アメリカ人作曲家であるジョナサン・べプラー（Jonathan Bepler）がアルバムをプロデュースした。収録は、ニューヨークの「Aardvark Studio」で行われた。

Hanne Darboven's Opus 17A is a work for double bass that the artist composed immediately after finishing Kulturgeschichte 1880–1983, 1980–83. It was first performed at the opening of Darboven's exhibition at Dia on Wednesday, May 1, 1996. Performed by Robert Black. Produced by Jonathan Bepler. Recorded at Aardvark Studio.