YOUNG LORDS AND THEIR TRACES by Theaster Gates

アメリカ人アーティスト、シアスター・ゲイツ(Theaster Gates)の作品集。本書は現代における最も革新的かつ画期的なアーティストの一人である作者の包括的な概観である。

作者はその社会的慣行や分野の垣根を超えたパフォーマンス、アーカイブ・リサーチ、多面的なオブジェ制作を通して、今や21世紀で最も興味深いアーティストの一人となった。

ニューヨークの美術館「ニューミュージアム(New Museum)」のディレクターを務め、現代美術評論家、キュレーターであるマッシミリアノ・ジオーニ(Massimiliano Gioni)と、同美術館でキュレーターを務めるギャリー・カリオン=ムラヤリ(Gary Carrion-Murayari)によるキュレーションのもと2022年11月に開催された作者のミッドキャリアの回顧展に伴い刊行された。過去20年の多岐に渡る制作活動の全貌をカバーし、社会的彫刻家、オーガナイザー、インプロバイザー(即興)、保護主義者としての幅広い芸術概念を捉える。

2000年当初から、作者は価値、経済、精神的ないし物理的な取り組みを探求するべく、作品制作と社会変動の新たなモデルを開拓し、学際的な歴史のリサーチを進めてきた。映像、絵画、土器、建築的インスタレーション、回収物を用いた彫刻作品などにより、故郷シカゴと米国全体を成形した先鋭の思想家たちを讃えつつ、労働と精神の個人的かつ集団的な物語を辿る。

過去20年の展示作品と他の主要なプロジェクトやインスタレーションの図版を含め、200点を超える収録イメージが本書を彩る。作者本人執筆のテキスト、ジオーニとの対談、ムラヤリ、「ボルチモア美術館(Baltimore Museum of Art)」で現代美術キュレーターとヘッドを務めるジェシカ・ベル・ブラウン(Jessica Bell Brown)、「ノースウェスタン大学音楽学部(Musicology in the Bienen School of Music at Northwestern University)」で教鞭を執るライアン・ドホニー(Ryan Dohoney)、キューバ系アメリカ人アーティストのココ・フスコ(Coco Fusco)、「シカゴ現代美術館(Museum of Contemporary Art, Chicago / MCA)」のキュレーターを務めるディーター・ロールストラーテ(Dieter Roelstraete)による図版付きエッセイ、展覧会歴が収録されている。

Theaster Gates's work in the areas of social practice, interdisciplinary performance, archival investigation, and multi-faceted object making have made him one of the most compelling artists of the twenty-first century.

Accompanying a major mid-career retrospective at the New Museum, New York, opening in November 2022, this book covers the full range of Gates's artistic activities over the past twenty years, capturing his expansive conception of art as a social sculptor, organizer, improviser, and preservationist.

by Theaster Gates

REGULAR PRICE $75.00

hardcover
280 pages
250 x 290 mm
color, black and white
2022

published by PHAIDON