プロジェクトとしての「本」 - ホンマタカシとアーティスツ・ブック by Takashi Homma, Atsushi Hamanaka & Sora Nakamura
写真家であるホンマタカシ、「twelvebooks」代表の濱中敦史、聞き手としてブックディレクターであり「暮らしの思想」主宰の中村碧宙が、「写真集」と「アーティスツ・ブック」のあいだを手がかりに、本というメディアについて語り合った内容をもとにまとめた一冊。ホンマタカシ『PORTRAIT OF J』(DASHWOOD BOOKS刊、2025年)の刊行を記念し、同年9月20日に東京・恵比寿の「POST」で開催されたトークを編集したものである。
対談では、ホンマタカシにとって本が作品の到達点ではなく、写真家としてのプロジェクトの途中に置かれる思考の装置であったことが語られた。ZINEやエド・ルシェー(Ed Ruscha)の系譜、日本の写真集の伝統との開をたどりながら、「撮ること」と同じくらいどう「見せるか」「どう構成するか」を自ら引き受けてきた姿勢が浮かび上がる。一方で濱中敦史は、「twelvebooks」のディストリビューターとして、「TOKYO ART BOOK FAIR」や「SKWAT」の現場を通じて、アーティスツ・ブックをニッチな領域に閉じ込めず、日本の中で「一般化」していくための流通や場づくりについて語った。
写真集とアーティスツ・ブックをきれいに繰引きするのではなく、そのあいだを行き来しながら、本を読み直す視点を探った対話である。
全編日本語
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